「式」という用語

どうも「式」という言葉の遣い方が小学校と中学校で異なるようだ。

「1000円を持って1個a円の饅頭を3個と100円のアイスクリームを買ったとき、残りはいくら持っているか。aの式で表しなさい。」
このような問題だと、問題文に「式で表せ」とあるのに反応して
1000-a\times 3-100 という誤答がよくある。
もちろん期待している正解は(900-3a)円 だ。

なのでおいらは「aの式で表しなさい。」とはわざと書かないか、場合によっては注釈をつけて「文字式の約束に従って表すこと」なんて追加する。

小学校では答を求める途中の過程をすべて「式」といっているのだろうか。

おいらが「式」という言葉を遣う場合の意味は「表」でも「グラフ」でもなく「式」ということだろうか。
対応が列挙された地図でもなく、絵でもなく、文章で表せということだ。

ただし省略された文章ね。
まぁ、面倒なのは中学1年のはじめだけだからどうでもいいか。