私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言

私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言

私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言

不破さんが新潮社から本を出したということで早速購入。読んでみたらインタビューだった。しかし,さすがにさすが,話は論理的できちんとまとまっている。面白かった。明日の選挙は小選挙区は決まったのだが,比例はやはりこっちにしようかな。小泉政権の対アメリカ外交には納得がいっていないことを思い出した。
この本を読むに際して期待していたのは,村山内閣が行った悪行の数々をリストアップしてくれているのではということだった。先日,友人と選挙の話をしていて,「なんで自民党共産党は評価するのに,社民党は嫌いなんだ?」と聞かれた。そのとき思い出したのが

  • 学生時代,敵だった暴力系の連中がみな社会党に行った。
  • 土井委員長が北朝鮮に行ったけど拉致被害者は助けなかった。
  • 村山内閣のとき,それまでの自民党内閣がしたくてもできなかった極悪な法律をバンバン通した。

……といった記憶があったのだが,とくに最後のが具体的にはなんだったか思い出せない。そこらへんが詳しく載っているかなと思ったのだった。でも,まったく村山内閣については書いてありませんでした。