日本人に対する天皇の影響力はあなどれないくらい大きいらしい

久しぶりのエントリーなのに,カテゴリー分類にも入らない雑談。
天皇発言メモが発表されて,輿論が首相の靖国参拝反対の方向に動いたらしい。
気をつけねば。
実は天皇発言メモがニュースになっているのは知っていた。だけど,それがなぜ首相の参拝の是非(?)に影響を与えるのか心の底から理解できなかった。天皇A級戦犯の方々をそうな風に思っていたんだ。ふ〜ん。それが,首相の行動とどうつながるんだ。関係ないのではないかと思っていた。
むしろ,この発言メモが,なぜこの時期にどういう意図で持ち出されたかということの方が気になった。ネット上ではこれは天皇の発言ではないのではないかと言う意見*1も見られ,なるほど〜説得力あるかも,と思っていた。
でも,情勢はそんな暢気な状況ではないようだ。天皇がこう考えていたというニュースが流れるだけで輿論がぐらぐら動くぐらい日本人の心情は天皇を崇拝していたんだ。怖いよ〜。
日本共産党の志井さんでさえ,こんな発言をしている。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-07-21/2006072104_01_0.html

追記(8月28日)

メモの信頼性については,週刊新潮が一度取り上げた*2だけで,その後音沙汰なかったけれど,今朝のWiLLの広告であのオッカナイ桜井よしこが記事を書いていることを知った。帰りに買ってこよう。
それにしても不思議なのは,もしあのメモが本物だったとしたら,「本来一番戦争責任を負う立場だったあなたがそれを言うか!?」という声があまり見当たらないこと。そう感じてしまう私は異端?勉強不足?